削除

その言葉は　自分の言って欲しい言葉とは激しく違ったから
聞かなかったことにするつもりなんだろうか

あなたの事を考えながら書き込んだつもりの言葉は
何のフォローもなく一瞬で消されるようなものでしかなかったのか

だとしたらもう
私はあなたに向けるべき何の言葉も持たない

もし
もしも　このまま何のフォローもないままだったとして
その結果　私が口を閉ざしたとして
その時あなたは　私があなたを見捨てた、と思うのだろうか

あなたは自分の存在価値を見出すのに必死だけれど
それを手伝おうとしている人の存在価値はどうでもいいのだろうか
そこまでして自分が悲劇の中心人物として涙の中に居たいと言うのなら
「もう好きにして」という言葉以外に
あなたに向ける言葉は見つからない

あなたは　あなたの大切なはずの人を
本当にあなたの事を考えていたはずの人を
そうやって自分の手で遠ざけてしまったんじゃないのかい

きっとあなたは　頭の隅ではその事に気付いている
ただ　それを丸ごと認めるのが怖いから
相手に責任転嫁して
全てを病気のせいにして
自分を弁護する為に　周りには形だけの反省をして見せて誤魔化している

目を覚ませ
本当に立ち上がって歩きたいと思っているのなら
自分の意思で　その甘ったるい夢から醒めなきゃ無理だ
自分の力で　その暖かい布団から飛び出さなきゃ無理だ

あなたの事をいつも見ている人は
あなたの事を本当に考えている人は
あなたが狸寝入りをしている事に気付いている
だからこそ
起きる意志の見えないあなたを置き去りにしなきゃならなくなる

あなた自身が　
どこかで踏ん切りをつけないと

　　　　　　あなたは　どんどん　孤独になる